Sound-On-Sound

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1979年作。2月24日発売。
Bill Nelson's Red Noise名義。
まさにニューウェーブにおける名盤だと思うのです。
ビリビリとした感覚がかっこいいフリーな電子サウンドに嵐のように流れる曲の数々。
そして一環してポップなサウンドになっているのが凄い。
1曲目の「Don't Touch Me (I'm Electric)」でまずぶっ飛びます。
"I'm Electric"とあるように、まるで感電したかのような、
異様なテンションで暴れている感じで、これはどの曲においても同じです。
ビルもボーカル、ギターだけでなく、ドラムも演奏していますが、
4曲のみセッションドラマーであるデイブ・マタックスが叩いています。
この人のプレイがまたかっこいいのです。

ビー・バップ・デラックスの最終作でも、シンセサイザーは登場しつつありましたが、
解散後、さらにニューウェーブなものを作ろうとしたようで、このレッド・ノイズを結成し、
このような凄い物を作ったのです。レコード会社はビーバップの頃と同じハーヴェスト(EMI)。
イギリス、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランスで発売されました。
素晴らしい作品ではありましたが、ビー・バップ・デラックスのようなものを求めていたのか、
最高全英33位までしか登りませんでした。それでも凄い事かもしれませんが。

プロデューサーはビーバップ時代からのパートナー、ジョン・レッキー。
後にXTC、PIL、ストーン・ローゼズなどのプロデュースを手掛け、有名プロデューサーになる彼ですが、
一方でビルはどんどんとアングラな世界へと入っていきます。
なかなかな差ですね。どちらが悪いというわけではないですが。

先述の通り、あまり売れなかった中ビルはセカンドアルバムの制作に移りますが、そこでハーヴェストとの契約が終了。
1980年にマーキュリーレコードへ移り、「Quit Dreaming And Get On The Beam」を発表するのでした。

ジャケットが差し替えられた日本盤も発売され、邦題は「触れないで!僕はエレクトリック」でした。
これを最後に、ビルのアルバムは長い事日本盤が出る事はありませんでした。
1989年にアメリカから初CD化され、1999年にも再発。
2012年には、ボーナストラックが加えられたものが再発されました。

シングル曲は、「Furniture Music」「Revolt Into Style」です。
残念ながらこれも売れてません・・・。


収録曲

レコード(1979年)、CD(1989、1999年)

 A side
1. Don't Touch Me (I'm Electric)
2. For Young Moderns
3. Stop/Go/Stop
4. Furniture Music
5. Radar In My Heart
6. Stay Young
 B side
7. Out of Touch
8. A Better Home In The Phantom Zone
9. Substitute Flesh
10.The Atom Age
11.Art/Empire/Industry
12.Revolt Into Style

触れないで! 僕はエレクトリック 日本盤、邦題

1. 僕はエレクトリック
2. ヤング・モダンに捧ぐ
3. ストップ・ゴー・ストップ
4. 僕はファニュチャー・ミュージック
5. 心のレーダー
6. ステイ・ヤング
7. 無感触
8. 幻影ゾーンへようこそ!
9. 僕のダミー・ドール
10.アトム・エイジ
11.芸術・社会・産業
12.反逆もまたスタイル

EMS-81216
21世紀の扉を開ければ、
ほらそこはエレクトリック・ゾーン。
未来派感覚のきみを惑わす、不思議な不思議な電子の世界。
(レッド・ノイズ衝撃のデビュー!20th June 1979)
解説:山田道成 対訳:高野裕子 EMI原盤


CD (2012年盤)

Furniture Music B-Sides
13.Wonder Toys That Last Forever
14.Acquitted By Mirrors
Revolt Into Style B-Sides
15.Stay Young (Live At Leicester Montfort Hall)
16.Out of Touch (Live At Leicester De Montfort Hall)
Radio 1 Friday Rock Show Session (17th February 1979)
17.Stay Young
18.Furniture Music
19.Don't Touch Me (I'm Electric)
20.Out of Touch


Bill Nelson :vocals, guitar, drums
Ian Nelson :alto / tenor saxophone (track1,3,5,6,7,12)
Andy Clark :keyboards, synthesizer
Rick Ford :bass (track1,4,7,12)
Dave Mattacks :drums, electronic drum (8,9,11,12)


  • 最終更新:2014-10-25 22:44:21

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