Savage Gestures For Charms Sake

1983年作。
1983年に傑作「Chimera」を発表し、YMO、高橋幸宏をはじめ、ミュージシャンとの交流があったビルは、
1981年から所属していたマーキュリー・レコードを離れ、1980年に過去のマネージャーと共に設立したレーベル、
コクトー・レコーズから再出発するのでした。1980~83年までのコクトーレコーズは、
他のアーティストのシングル、アルバムか、ビルのシングルやメジャーのレコード会社では
取り扱ってくれないようなアルバムなどをリリースしていましたが、
Chimera発売後のビルは、いよいよコクトーから意欲的に作品をリリースするようになるのでした。

その第一弾ともいえるのがこの
「Savage Gestures For Charms Sake」という長いタイトルのアルバムなのです。
Chimera同様、6曲入りにミニアルバムなのですが、もう自己レーベルなだけあって、
もはや売れるという事を考えてないのか、全曲インストという作品になりました。合計時間は20分ぐらいです。
The Love That Whirlsに収録されているインスト曲だけを集めたみたいな感じです。
いよいよアルバム一人制作が本格化し、唯一参加しているのは弟のイアンのみです。
ビルのポップな歌モノが好きな人には、かなり物足りないものに感じられるかもしれませんが、
80年代中盤~後半のビルのアルバムは大抵こんな感じです。BGMとして楽しむべきアルバムなのでしょう。

ところでなんでこんなジャケットなんでしょうね。
全体的に茶色い印象なのですが、収録曲はただただ透明感あるものなのですが・・・。
裏ジャケットにはビルのかっこいい姿が写ってます。なおシングル曲はありません。

1987年に「Chimera」との2in1セットで初CD化され、
1989年にアメリカのエニグマ・レコードから単体での初CD化がありましたが、現在は廃盤のようです。
89年盤は、レコードをそのままCDのサイズに縮小しただけで、
裏ジャケには曲目が書いてあるのですが、字が小さく読みにくいです。


収録曲
A side
1.The Man In The Rexine Suit
2.Watching My Dream Boat Go Down In Flames
3.The Meat Room
B side
4.Narcosis
5.Another Happy Thought (Carved For Ever In Your Cortex)
6.Portrait of Jan With Moon And Stars

Bill Nelson :all instruments
Ian Nelson :saxophone (track1)

  • 最終更新:2014-10-25 17:35:15

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