コクトー・レコーズ

コクトー・レコーズ (Cocteau Records)とは、ビル・ネルソンとマーク・ライが
1980年に創設させた、レーベルの事です。

1979年まではレッド・ノイズを活動させ、ハーヴェストに在籍していたビルですが、
レッド・ノイズはアルバム一枚のみで終わり、
長年在籍していたハーヴェストとの契約も切れてしまったのでした。
そこでビルは、過去に自分のマネージャーをしていたマーク・ライと共に、
主に自分のレーベルを1980年に創設。それがコクトー・レコードなのでした。
名前の「コクトー」の由来は、ビルが尊敬する「ジャン・コクトー」の名を拝借したものです。

基本的にビルのための自主レーベルのようでもありますが、
実際には、色々なミュージシャンもこのレーベルからシングルやアルバムを発表しており、
フロック・オブ・シーガルズなどがそうでした。
結構多彩な人達が居ましたので、やり方次第ではミュート・レコードのようになれたかもしれません。


在籍していたアーティスト

ビル・ネルソン
 コクトーから最もシングル、アルバムを発表しました。
 もともと多作な人なので仕方ないですね。
 「Orchestra Arcana」名義でアルバムを出したり、
 Red NoiseBe Bop Deluxe時代のシングルもコクトーから発売していました。

Last Man In Europe
 だいぶチープな音作りの人です。
 メンバーはPaul Martland (vocal)とTrevor Abbott (instruments)の二人です。
 全体的にぶっきらぼうな感じです。
 後にThe Last Man In Europe Corporationという名前になります。

Discography
1981 ... A Certain Bridge (7" single)


フロック・オブ・シーガルズ(Flock of Seagulls)
 コクトーに在籍していたミュージシャンの中では一番有名です。
 後にCBS傘下のジャイヴと契約し、「I Ran」などのヒットを放ちます。
 少なくともメジャーになってからは、見た目がイロモノ状態だったのですが、
 この頃はどうだったのでしょうか。

Discography
1981 Talking (7", 12" single)


Richard Jobson
なぜかあのスキッズのヴォーカリストがコクトーからアルバムを出しています。
友人関係があったのでしょうか。
エレ・ポップ/ニューウェーブな印象のあるコクトーですが、
ピアノやギター、フルートなど、普通の音楽といった所です。
コクトーから出たビル以外のアルバムは大抵埋もれたままなのですが、
これは幸運にもCD化されています。

Discogprahy
1981 The Ballad Of Etiquette


Fiat Lux
ビルの弟、イアン・ネルソンが在籍していたバンドです。
1982年にファーストシングルを発表すると、これが好評だったのか
あのポリドールと契約する事になります。
フロック・オブ・シーガルズに続いて成功した例です。
ただ、メジャーデビュー後はパッとしたものがないため残念です。

Discography
1982 Feels Like Winter Again / This Illness (7" single)


高橋幸宏
 一時期かなり関わりがあった高橋幸宏さん。
 当時はアルファレコードからアルバムを出していましたが、
 その内のWild & Moodyがコクトーから出ています。
 なんだか意外にも思われます。

Discography
1985 Wild & Moody
1985 Stranger Things Have Happened (12" single)



  • 最終更新:2015-02-13 17:52:28

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